2019年01月09日

ハラスメントをやめさせるために何が必要なのか

 先日の生活相談で、会社で受けたハラスメントが原因で体調不良という定年退職間際の方がありました。永年表彰も受け、いよいよ会社員としての最後の務めを果たそうと張り切っていたのに悔しいというのが本音らしい。まじめに努めて会社の利益と信用にも功績を残した人物を不当な扱いで排除するやり方は腹立たしいことこの上ありません。
  日本共産党国会議員団が昨年12月17日に、根本厚生労働大臣に対して「職場におけるハラスメントをなくすための実効ある法整備を求める申し入れ」を行っています。少し紹介します。

  『労働政策審議会は14日、「女性の職業生活における活躍の推進及び職場のハラスメント防止対策等の在り方について」建議を行った。しかし、その内容は、セクハラ、パワハラ、マタハラなどのハラスメント行為の禁止規定を見送るなど、きわめて不十分なものといわざるをえない。ハラスメントは、働く人の尊厳・人格を傷つけ、多くの被害者が、事後の適切な対応はおろか、謝罪さえ受けることなく、心身に不調をきたしたり、休職・退職に追い込まれたりしている。職場でのハラスメントが、一人の人生を狂わせ、一人の働き手を経済社会から失わせるという深刻な結果をもたらしている。最大の問題は、ハラスメント行為を規定し、法的に禁止する規制がないことである。そのために、セクハラやパワハラがあったのか、という認定や被害者の救済に大きな困難が生じている。実際、男女雇用機会均等法は、事業主にセクハラの防止措置義務を定めているが、被害が後を絶たず、救済もきわめて不十分である。パワハラについて、法律で「防止措置」を企業に義務付けるとされているが、禁止規定をもたない「セクハラ防止」の現状をみるなら、パワハラの解決には程遠いものである。』
  せっかく育てた職員をハラスメントで失うことになれば、会社の損失も大きく、第三者行為になるので労働災害とも言えることになります。そういう意味では社長は特別背任に問われるかもしれませんね。でも社長は言うでしょう「私は無罪だ。私は会社の利益に貢献したではないか」と。そういえば今話題の自動車会社の会長にもずいぶん似てきますね。
    P4100195.JPG
 
posted by やつおのおっちゃん at 15:33| Comment(0) | 日記