2017年06月13日

奈良市議会”補正予算等特別委員会”を傍聴しました

    友人の井上昌弘奈良市議が、大きな話題になっている新斎苑(火葬場)建設に関する補正予算について質疑を行うというので傍聴に行ってきました。私も議員になって9年になりますが奈良市議会の傍聴は今回が初めてです。
    建設予定地にどうやら産業廃棄物が不法投棄されているので、処分費用を見積もるために13本のボーリングを行うこと、入札によって業者を決める事情もあり結論は10月末になる見込みであること、現時点で9000㎥の量であることから1億円程度は必要であることなどを市側が説明しておられた。
    今から100年も前に作られて現在稼働中の火葬場は36万人の人口を擁する奈良市で炉が8基しかなく、需要に追い付かず、希望者の4分の1は近隣の火葬場で処理を依頼する現状があるため、多くの市民からこの地で最期を迎えるには不可欠の施設であって、速やかに整備してほしいというのが希望であることは間違いありません。
    当初市側が提示した条件には、安全性や土砂崩れの心配など防災上の重要な論点があり、日本共産党奈良市議団は調査と研究と安全対策をかっちり実行して市民の負託にこたえるべきであると具体的な提案も行っていたとのこと。これ以上この問題を引き延ばせば、いつ新斎苑ができるか見通しが立てられないとの客観的条件も市側が説明しておられる状況であることがわかりました。
    井上昌弘議員は市側から重要な答弁を引き出し、最後の意見陳述で「これまでの市の取り組みにこの問題を停止しなければならない具体的な事実がなく、これから十分に調査を行ってしかるべく結論をまとめるのが相当である」と結論づけて、この委員会では「2100万円の調査費計上」に賛成したとのことです。難しい問題であっても、こうしたわかりやすい討論と堂々たる論陣はさすがです。感心しました。
    それにしても新斎苑建設反対と思われる傍聴人が大きな声で「産廃に金を使うな」「アスベストが出てきたらどうするんや」などと叫ぶので委員長は「傍聴人が不規則発言をやめないのであれば退場を求める場合があります」と注意しておられた。県内の議会でこれほど乱暴な傍聴人は私は見たことがなく驚きました。議員の真剣な質疑や討論に誠実に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。
    初めての傍聴で議会事務局にいろいろお世話になりました。迷路のような議会棟を委員会開催の会議室まで案内していただき感謝しています。昼食は地下食堂でカツカレーを450円でいただきました。近所に出かけたときに利用できる時間帯であれば一般市民にも開放しているとのことです。関係者にみなさんに感謝申し上げます。
    日本共産党奈良市議団控室にて。資料がいっぱいありました!
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posted by やつおのおっちゃん at 22:28| Comment(0) | 日記